時系列のデータは、
データが凸凹するのは誤差変動に由来するが、これを取り除くために移動平均法を使う。
奇数個のデータを平均することがよく行われている。
xaveragei=(xi−1/2+xi+xi+1/2)/2(前後の半分との平均で、3個のデータを扱うが、2時点移動平均)
xaveragei=(xi−1+xi+xi+1)/3(前後との平均で、3個の平均。3時点移動平均)
xaveragei=(xi−2/2+xi−1+xi+xi+1+xi+2/2)/4(前2個、後2個との平均だが遠いデータは影響を減らしている、これは4個の平均とみなせる。4時点移動平均)
xaveragei=(xi−2+xi−1+xi+xi+1+xi+2)/5(前後2個ずつとの平均で、5個の平均。5時点移動平均)
データをグラフにしたときの、山頂(ピーク)から山頂への距離を測ると周期がわかる。 谷底から谷底への距離でも周期が確認できる。 周期変動の大きさは山頂と谷底の間の振幅を調べることでわかる(移動平均なので最大・最小のデータは丸められているので補正が必要なことに注意すべき)。
周期ごとの振幅の変化を調べることで、傾向変動がわかる。 これを「トレンド解析 (= 傾向解析)」と呼ぶ。
n時点移動平均での、
誤差={1√n(nがoddの時)1n√n−12(nがevenの時)