分子を共分散とよぶ。
$\displaystyle 共分散(S) = \displaystyle\sum_{i=1}^{n}(x_i-X)(y_i-Y) $平均値(X,Y) と比較すると、$(x_i, y_i)$ は $(x_i - X)(y_i - Y)$ の符号が正の場合は第1象限と第3象限に、負の場合は第2象限と第4象限に位置する。 共分散はその和であるので、これが正の場合はデータは全体として右肩あがり(比例)、負の場合は右肩下がり(反比例)となる。
分母はそれぞれ、$x$軸方向の標準偏差と$y$軸方向の標準偏差である。
相関係数は $-1$ から $1$ の間の値をとる。1に近ければ正比例、-1に近ければ反比例で、0に近ければ無関係である。